自費出版とは

自身(著者)が費用を負担して本を作成する方法を「自費出版」といいます。
自費出版を二分すると、書店に流通して販売するものと、書店に流通せずに個人的に楽しむ私家版(しかばん)(私家本)に分けられます。

書店に流通する場合と私家版にする場合では費用は大きく異なってきます。
書店に流通する場合、流通するのにあたり印刷・製本代とは別に書店流通、書店営業、広告等の様々なコストが発生するため高額になってしまいます。

私家版は少部数から出版する事が可能ですが、書店に流通する場合は印刷部数の最小部数が決められている事が多いです。
印刷部数が多いので、私家版よりも費用が高額になるケースが多いです。

自費出版は、自由に誰でも出版ができることがメリットになります。

自費出版アドバイザー

自費出版アドバイザー認定証

自費出版アドバイザーとは、NPO法人 日本自費出版ネットワークの試験に合格し、認定を受けた自費出版のスペシャリストです。
紙、印刷、製本など、細かな本の仕様もご相談ください。
専門性の高い知識により、お客様を厚くサポートさせていただきます。

製本印刷.comならこんな本が製作できます

自分史、自叙伝、句集、詩集、小説、エッセイなど
画集、写真集、絵本、作品集、旅行記、コミックなど
記念誌、社史、論文、遺稿集、専門書、企業出版など

  • 弊社営業エリア内であれば、直接訪問させていただき打ち合わせ可能!
  • パソコンが苦手な方も全てお任せください!
  • 手書きの紙原稿からの作成も大歓迎です!
  • 1冊からでも作成可能!
  • 初めての方でも、打ち合わせから原稿入稿、校正、印刷、製本、納品まで一人の担当者が責任を持って最後まで対応させていただきますのでご安心ください!
  • 全国対応可能で、訪問エリア外の方には、郵便や宅急便にて発送対応いたします。
  • お問い合わせ、ご質問、データ入稿、校正のやり取りなど、電話やメールのみでも対応可能なため、日本国内どこにお住まいの方でも、お気軽に作成いただけます。

製本印刷.comが選ばれる理由

  • 社内一貫作業で低コスト。ワンストップサービス
  • ご注文も追加発注も。一冊から
  • 専用ソフトがなくても。選べる入稿方法
  • 作りたいを実現!特殊製本
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選ばれる理由を詳しく見る

自分史の作り方

自分史について

自分史とは読んで字のごとく、自分の歴史を時系列で書き出したもので、いうなれば自分の伝記のようなものです。自分史は、自分の人生を肯定することができ、また身近な人の歴史を知ることができます。しかし、実際に作るとなると何から始めれば良いかわからない人が多いと思います。

①原稿の書き方としては最初に、人生で印象に残っている出来事を箇条書きにしてください。書く方法は手書きでも、パソコンでもなんでも構いません。ここでのポイントとしてはどんな些細なことでも良いので、思いつく限りたくさん書きだすことです。それができたら、その出来事に対して思い出を綴っていってください。すると強く印象に残っているものと、そうでないものに差が出てくるはずです。ここで原稿に載せるものと載せないものを取捨選別することができます。

②それができたら、その出来事を誕生から今に至るまでの年代順に並べてみましょう。各出来事に見出しを付ければ簡易的な原稿の完成です。
このように作ると書いた人の価値観を理解しやすく読み応えのある自分史に出来上がります。また日記や写真、ビデオといったものを見るのも記憶を掘り出しやすく、より内容の濃い原稿を書く手助けになります

③原稿を書き終えたら次は校正を行っていきます。校正とは作った原稿を読み返して、誤字脱字がないか、表現方法はあっているか、著者の伝えたい真意が伝わるか、などを確認し直す箇所があれば修正することです。著者が自分だけで読み返して校正をするのも良いのですが、おすすめは一度著者とは違う人に読んでもらうことです。そして意見をもらってから校正をしてみてください。そのほうが客観的な要素が入って、内容が分かりやすい原稿になります。以上が自分史の原稿の書き方です。一番大切なことは肩に力を入れずに楽しんで書くことです。

用語解説(紹介)

  • 校了(こうりょう):初校→2校~と順に校正し、データ内容を確認していただき、修正がこれ以上なく、このデータで印刷をかけることの確定することを言います。
  • 装丁(そうてい):書籍の外側をデザインすること。
  • 見返し(みかえし):表紙と本文(書籍の本体)を連結するために前後に差し込んで一面を貼る2頁大の紙のこと。
  • 小口(こぐち):本を開く側の部分を指します。
  • のど:冊子を開いたときに内側にあたる、中央の綴じ目が来る部分を指します。
  • 天(てん):本を立てた場合、上に見える切り口(各頁の最上部)のこと。
  • 口絵(くちえ):本の巻頭に差し込まれるイラストや写真のこと。
  • ISBN本(書籍):「International Standard Book Number」(インターナショナル・スタンダード・ブック・ナンバー)の略で、世界共通で書籍を特定するための番号のこと。
  • ページ割(台割):表紙から順にどのようなコンテンツを何頁並べるかを確認するためのツールのこと。

用語解説

記念誌などの作成手順

①サイズの選定

サイズによって見栄えや価格も変わってくる場合もありますので、最初に決める方が良いです。
例:A4縦型(横型)、B5縦型(横型)など
A4縦型とB5縦型は、ほぼ同額になります。
A4&B5横型は、A4&B5縦型と比べると金額が高くなります。

■サイズ(仕上がりサイズと見開きの見本)

サイズ

■横型の見本

横型の見本

②製本タイプの選定

・中綴じ冊子
本の真ん中にホチキスが2点で留まっているタイプの冊子。
ページ数は4ページ単位(A3の紙を二つ折りにするとA4が4ページ分になるので4の倍数)となります。

例:8、12、16、20~

中綴じ冊子

・無線くるみ綴じ冊子
表紙が糊でついており、表紙で本文(中身)がくるまれている冊子。
ページ数の多い冊子に適しています。

無線くるみ綴じ冊子

③右開きと左開き

一般的に縦書きは右開きとなり、横書きは左開きとなります。

右開きと左開き

④掲載内容の決定

掲載したい内容を箇条書きなどで書き出します。
前回作成した記念誌や参考にしたい記念誌などで書き出すのも良いでしょう。

1. 表紙
タイトルや組織名など
2. 目次
各章やセクションのタイトルとページ番号など
3. はじめに
編集者や発行者からの挨拶など
4. 歴史・沿革
組織やイベントの設立背景、重要な出来事や変遷の年表など
5. 活動内容
主な活動やプロジェクトの紹介など
6. 成果・実績
これまでの成果や達成した目標、賞や表彰の紹介など
7. 写真・資料
関連する資料や記録など
8. メッセージ
関係者や著名人からの祝辞やメッセージ、参加者からの感想や思い出など
9. 今後の展望
今後の目標や計画、未来に向けたメッセージなど
10. 謝辞
協力者や支援者への感謝の言葉など
11. 付録
詳細なデータや資料、関連する文書や参考資料など

このような内容を含めることで、記念誌はそのイベントや組織の重要性を伝え、関係者や読者にとって価値のある記録となります。内容は、目的や対象に応じて調整することが重要です。

⑤表紙、ページ構成、レイアウト、カラーモノクロページの決定

掲載したい内容をどのページに入れるか。
画像や文字(文章)などの配置決め。
全ページ大体なイメージで並べてみましょう。
表紙デザインを決めましょう。
表紙本文のカラー&モノクロページを決めましょう。
カラーページが多いと金額は高くなる方向になります。
*制作が難しい場合、製本印刷.comにデザインなど含め有償にてお受けすることも可能です。

⑥紙の選定

表紙に使用する紙を選ぶ。
一般的には本文より厚めの紙を使用します。
コスト重視であれば上質紙、色上質紙を推奨します。
例:上質紙135kg、色上質紙最厚口、コート系135kgなど
本文に使用する紙を選ぶ。
カラーであればコート系、モノクロであれば上質系を推奨します。
その他ご相談ください。

⑦製本印刷.comに問い合わせ

上記①~⑥にて分かるところまでで良いので、イメージを伝えていただき、相談と見積り依頼をしてみましょう。
製本印刷.comが丁寧かつ分かりやすくアドバイスさせていただきます。

製本印刷.comでは、
紙原稿からでも冊子を作成できます。

特徴1

完全データ不要

ワードのベタ打ちでOK。レイアウト・ページ組みは、製本印刷.comにお任せください。
ご納得いただけるクオリティーの高い1冊を自分用に制作できるのはもちろんのこと、大切な方にお渡ししても喜ばれる姿が目に浮かぶ安定感のある仕上がりが評判です。
ワード・エクセル・パワーポイントといったソフトを使用したベタ打ち原稿のお持ち込みも歓迎しております。希望される紙と文字の大きさ、好みの書体をお知らせいただくだけで、レイアウトや文字組みなどは全て製本印刷.comが担当し、美しく仕上げてまいります。

特徴2

紙面で校正(確認)できます。

一般的な自費出版サービスでは、「PDFで確認したはずなのに…思っていたのと違った」「こんなはずではなかった」といったトラブルをよく耳にします。製本印刷.comでは、出来上がり文字やレイアウトのチェックや校正ができるため、完成したイメージを目で確認できます。

特徴3

パソコンが苦手の方は、直接訪問(営業エリア内)電話やFAX、郵送といった方法でも修正や校正を行います。

パソコンで原稿作成をされる場合には、基本的にメールで打ち合わせを進めてまいります。修正を希望される場合やお客様に確認していただく場合でもメールで簡単にやり取りができますので、お忙しい方や遠方にお住まいの方でも安心です。
関東近郊エリアにお住まいの方は、ご来社いただくかもしくは営業エリア内であれば訪問にて直接担当者と打ち合わせをすることもできます。
なお、手書き原稿の場合には別途文字起こしの作業が必要となりますので、お気兼ねなくご相談ください。

自分史・自費出版・記念誌で使われる用紙サイズ

用紙サイズ

名称寸法(mm)主な用途
文庫判(A6判)148×105文庫本
新書判182×103新書本
B6判182×128一般書籍
(小説、エッセイ、句集、歌集、文芸書)
四六判(しろくばん)188×127
A5判210×148ビジネス書、専門書、学術書、写真集
B5判257×182週刊誌、雑誌、社史
A4判297×210報告書、記念誌、画集
その他

よく選ばれる用紙と製本方法

印刷はモノクロ(上質紙)とカラー(コート紙)とで予算に応じて対応出来ます。製本タイプも上製本無線綴じ、並製本くるみ無線綴じ、並製本中綴じと製本タイプによってもイメージが仕上がった際の見栄えが異なってきます。その中でも上製本タイプは高級感があり長期保存(丈夫で耐久性のある)に適しています。

おすすめの用紙

おすすめの製本

  • 無線綴じ製本
  • 中綴じ製本
  • 上製製本

高級感を出すには上製本

自分の半生を綴った大切な分身だから、高級感のあるしっかりとしたものを作りたいとお考えの方にオススメするのが「上製本/ハードカバー製本」です。
ボール紙の芯に紙や布クロス、レザークロス、ビニールクロスを貼り合わせ、表紙を固く頑丈に仕上げた上製本はハードカバー製本ともいい、金銀などの箔押しでタイトルを入れると、とても豪華な印象になります。
上製本は、あふれる思いで本文が厚くなっても、糸でかがったり、針金で留めたり、丈夫な綴じ方ができるので、ページの抜け落ちに対する心配は無用です。

並製本に表紙カバーや帯

上製本までは必要ないという方に、表紙カバーや帯を付けて本屋で売っているような感じに仕上げることもできます。

入稿方法

製本印刷.comは、お客様の環境にあわせた入稿方法をご利用いただけます。
お客様の思い通りの本を製作するため、入稿の前に入稿方法・データについてご確認ください。

  • オンライン・オフライン入稿
  • PDF入稿ガイド
  • イラストレーター入稿ガイド
  • Word・Excel入稿ガイド

印刷方法

印刷物の質や量、予算により印刷方法が変わってきます。どの印刷方法が向いているか迷った場合は、お気軽にご相談ください。当社スタッフが最適な印刷方法をご提案いたします。

大台オフセット印刷

大台オフセット印刷

一般的なポスター・チラシ・冊子などのカラー・モノクロ印刷に利用される、高品質な商業印刷です。
写真や文字を精細かつきれいに印刷することができます。
大量の印刷に最適な印刷方法です。

オンデマンド印刷

大台オフセット印刷

デジタルデータを直接出力するデジタル印刷機を使用し、高品質なカラー・モノクロ印刷物を1部からでも印刷できます。
版を使用しないので納期を大幅に短縮することが可能です。
オフセット印刷とは違い、インクでは無くトナーを使用しています。

表紙PP加工のご紹介

PPラミネート施工機

表紙加工に新たなご提案!

表紙加工に新たなご提案!
高級感、保存保護をより1段高いレベルに。
印刷物を手に取ったとき、ツルツルとした手触りを感じた事はありませんか?
それは紙表面に「PP加工」が施されているからです。PPとは「ポリプロピレン」の略称で、ごく薄いフィルムの事です。この薄いフィルムを用紙に圧着させ「まるでビニールで覆ったような」質感が得られます。

PPフィルムには、代表的なものに
【A・クリア(光沢あり・ツルツル感)】
【B・マット(光沢なし・しっとり感)】
があります。
それぞれ冊子イメージにあった施工となります。

クリアには「ピカピカと反射が光、市販物に近いイメージ」、マットには「落ち着いて上品なイメージ、指紋が付きにくい」といった特徴があります。

PPを掛けない表紙
クリアPPを掛けた表紙

PPを掛けない表紙に対し、PP掛け表紙比較では、カラー発色がはっきりします。(より濃くなるイメージ)と共に、利点として次が挙げられます。

  • ツヤ感が出ることにより、より市販品に近いイメージとなる。
  • フィルムで覆う事により汚れ防止、または汚れてもすぐ拭き取れる。
  • キズ防止になる。保管用としても最適。
  • 多少の水濡れにも耐久性がある。
  • 指紋が付きにくい。(マット)

いかがでしょうか。より付加価値を高められる「小冊子表紙PP加工」、弊社よりご提案いたします。

PP施工価格(税込)
クリアPP25.3円 / 枚
マットPP27.5円 / 枚
PP加工表紙・推奨の厚さ
表紙種最低厚さ目安
コート紙四六 135kg以上
色上質特厚口(最厚口以上推奨)
レザック175kg以上

※上記用紙への施工でも、多少の反りは発生します。ご了承願います。

PP加工表紙では片面施工を標準とするため、施工側に「ある程度の反り」が発生します。厚め用紙を推奨しますが、表紙用紙目安をご参照ください。

冊子印刷なら製本印刷.comにお任せください!

専任スタッフがサポートします

専任スタッフがサポートします

製本印刷.comでは1社に1名専任担当が付きサポートさせていただきます。
訪問可能エリアでしたら対面での打合せにお伺いする事も出来ますので、メールや電話で上手く伝えにくい事がある場合等は是非ご利用下さい。

訪問対応エリアはこちら

デザイナーにおまかせください

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デザイン制作からの注文も承っておりますので、データ制作が苦手な方やデータ制作に時間が割けない方等は弊社に丸投げして下さい。
手書き原稿からでも承っております。

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ノウハウがあります

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創業55年の実績による様々なノウハウがありますので、冊子印刷に関して不明点や困り事等がありましたらまずは御連絡いただければ幸いです。
冊子印刷のプロが丁寧に対応させていただきます。

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