印刷・複写業界で使われている用語等を分かり易く解説していきます。
今回は「折り加工」についてご説明させて頂きます。
折り加工って聞いた事がありますか?
印刷したA4やA3の用紙を色々な形に折る事によって、
多くの情報をコンパクトにまとめる事が出来たり、
サイズを小さくする事によって扱い易くなり、
封筒に入れる事が容易になったりと様々なメリットがあります。
加工単価も比較的安価ですので、
積極的に折り加工を取り入れてみては如何でしょうか?
それでは折り加工でも代表的な4種類の折り方を紹介させて頂きます。
●二つ折り:中央から直角に二つ折りする折り方です。
1枚の用紙を4ページにみせることができます。
(A3を二つ折りするとA4×4ページとなります)
●巻三つ折り:三面ある面の一面を内側に折り込み、
反対側の一面をかぶせるように折る折り方です。
すべての面を同じ幅で折ると紙の厚みによりピッタリに折れないので、
外側よりも巻き込む内側の面を2~3mm短くすると綺麗に仕上がります。
●観音折り:紙をおおよそ4等分にし、外側の面を内側に折り込み、
中央で更に1回折る折り方です。
内側に折り込む面は紙の厚さがあるため、
何㎜か小さく作らなければなりません。
4等分すると綺麗に仕上りませんのでデータ作成時は注意して下さい。
●DM折り:2つ折りしたものを巻三つ折りにする折り方です。
A3サイズをDM折りにすると長3封筒に収まるサイズとなり、
ダイレクトメール等の送付時に最適です。
他にもここでは紹介していない種類の折り方もあります。
印刷物に合わせた折り加工をご要望のお客様がいらっしゃいましたら、
お気軽にお問合せ下さい。
効果的な折り加工を行う事により、
印刷物の付加価値が上がる事間違いなしです!!
当社では様々な状況に合わせた製本方法の提案も行っておりますので、
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