箔押製本業界でのビス止め、金具付製本について

印刷・複写業界で使われている用語等を分かり易く解説していきます。

今回はビス止め、金具付き製本について解説します。

ビス止め製本には上製本(ハードカバー)、
並製本(ソフトカバー)があります。

上製本は芯ボールに布クロスを貼った表紙に、
箔を押した表紙と背表紙で本身を専用ビスで留める構造をしています。

ビスは5mm単位で用意されます。

箔押しには金文字、銀文字、黒文字、白文字等があります。

ビス止め製本は完成図書の製本等で多く利用されます。

ビス止め製本とは別に金具付き製本は、
クロス表紙に2穴や4穴のファイル金具を取付けた形式の製本です。

市販のパイプファイルの表紙をクロス表紙にした物と考えて下さい。

背幅に合った様々な金具の高さが選べます。

現状では2cmから10cmとなります。

差し替えや増量のある文書、図面等を閉じ込むのに適しています。

並製本には表紙をダイヤスカーフや白ボール紙等が使用されます。

並製本の例としては簡易製本としての契約書製本があります。

並製本は一般的に上製本に比べて安価に仕上がる利点があります。

また、図面を収納する図面袋、隙間を埋める為のマクラ(ボール紙)、
ピンディングパット(専用スポンジ)などの部材があります。

また、CD、DVDを封入する専用ケースなどもご用意しております。

▼【各種製本サービス】▼
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