印刷・複写業界で使われている用語等を分かり易く解説していきます。
今回は「ミシン加工」についてご説明させていただきます。
ミシン加工って聞いた事がありますか?
印刷業界のミシン加工より、
縫製機のミシンを真っ先に思い浮かべる方が多いと思いますが・・・
今回お話させていただく印刷業界で使われるミシン加工についてですが、
実物を見た事がある方は多いと思います。
印刷用語のミシン加工とは、
印刷物に切り離し可能なミシン目を付ける加工の事を指します。
手で簡単に切り離す事が出来るので、
冊子に綴じ込んだ申請書や申込用紙など様々な印刷物に活用できます。
ミシン加工にも加工の仕方が複数存在しますが、
今回は代表的な3種類の加工方法を紹介させていただきます。
●ミシン加工(通常ミシンやスリッターミシンと言われる事もあります)
紙端から紙端へ直線(1方向)にミシン加工をする事を言います。
主にチケットや入場券の切取線に使われる事が一般的です。
●ジャンプミシン加工
紙端から入れたミシン目を用紙の途中で止めるミシン加工の事を言います。
主にチラシの一部をクーポン券や割引券として使用する場合や、
申請書、入学願書、返信ハガキ等として使われる事が一般的です。
●マイクロミシン加工
ミシン加工よりも細かいミシン目の事を言い、
プリンターに通しても紙が引っ掛かりません。
通常のミシン加工よりも破り易い為、
帳票類や伝票として使われる事が一般的です。
他にもここでは紹介していない種類のミシン加工もありますので、
印刷物に合った形のミシン加工を入れてみたい、
というお客様がいらっしゃいましたら何なりとお問合せ下さい。
効果的にミシン加工を入れる事により、
印刷物の付加価値が上がる事間違いなしです!!
当社ではその状況に合わせた製本方法の提案もしておりますので、
どんなことでもご相談ください。
印刷や製本、入稿方法でご不明な点がありましたら、
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